ななよの日々是好日

2015年4月まではhttp://d.hatena.ne.jp/nanayo743/を御覧ください。

地球にとっては?

 

今とても大変な事になっている人間の世界。

報道に触れる度、痛ましい気分になる。家にてテレビ観てる人は皆そうだろう。

最近考えるのは、人間以外の他の生き物や地球全体にとって、この事態はどうなのだろう?という事。

国立環境研究所の五箇 (ゴカ)先生の「南の森を切る事が、本来閉じ込められているウイルスを解き放つことに繋がり、行き場を失ったウイルスが北の人口密集地帯を襲うようになる。SARSしかりMARSしかり。」

この言葉から、今起きていることは、人類自らが招いた事かという視点をいただく。

そもそも、47億年という地球の歴史は人類の何億倍長いわけで。人類の誕生は、地球の歴史からすると、つい最近の出来事なわけで。我が物顔で振る舞ってきたに過ぎないわけで。

そう思うと、今回のコロナの事も少し別の角度で捉えられる気がする。f:id:nanayo743:20200404224425j:image

写真は深谷の土手の桜。

 

ななよの即興ストーリー その3

サラと不思議な洋服屋さん③

 

どうやら、そのお店は洋服屋さんのようです。色とりどりの洋服が、壁やハンガーにたくさんつる下げられていました。

「あの、わたし、お客じゃないんです、」サラが言いかけたのと同時に、その小さな店員さんが、「きみ、ちょうど良いよ!」朗らかな大きな声で叫びました。そしてサラの手をひいて、奥の大きな鏡の前に立たせました。

「実は特別に仕立てさせたスカートがあるんだが、誰にもサイズが合わなくて処分しちまおうと思ってたんだ。でも、きっと君にはぴったりだよ。」

それは、柔らかい手触りの布で作られた細かい花模様のスカートでした。子供っぽくもなく、かと言って、背伸びしてる感じもなく、可愛らしい素敵なデザインです。サラは一目見ただけで、そのスカートが大好きになりました。

「でも、あの、わたしには、大きすぎることが多いから。」サラは、いつもみたいに、がっかりするのが嫌で、小さな声で呟きました。

けれどもその店員さんは、「僕の目を甘く見て貰っちゃ困るよ。」と言って、サラにスカートを渡して試着室のドアをパタンと閉めてしまいました。仕方なく、サラは足を通してみました。するとどうでしょう。今までサラが身に着けたどんなスカートよりもピッタリの長さで、ウエスト周りもちょうどよく、サラの小さな細い身体を可愛らしく見せてくれるのでした。

試着室を出たサラに向かって店員さんは言いました。

「ほうらね、ピッタリだろう。きみは自分のことを細くて小さすぎると思ってるけど、今の君にピッタリなものは、いつだって、どこかにあるんだよ。」

スカートを握りしめるサラの手に涙がポトリと落ちました。慌てて涙を手でぬぐおうとすると、視界がポーっとかすんで、スカートも、店員さんの姿も、お店も路地も跡形もなく消え、いつのまにかサラは、いつもの学校の帰り道の曲がり角に立っているのでした。

 「ただいまー」家に帰ったサラにお母さんが「おかえり。お父さんから荷物が届いているわよ」と言って、小包の箱を差し出しました。

アメリカに離れて暮らす、サラのお父さんからの小包です。先週のサラの10歳の誕生日に届くはずだったのが、ずいぶん遅れて、ようやく今日届いたのでした。

包みをはがして箱を開けたサラは、目をパチパチしました。そこに入っていたのは、さっきサラが不思議な洋服屋さんで見たのと、そっくり同じ花柄のスカートだったからです。「サラおめでとう。きっと君に似合うはずだよ。」そこには、綺麗な鳥の羽のついたメッセージカードが添えられていました。

おやつを食べながら、サラはさっき出会った不思議な洋服屋さんの事を、お母さんに話そうかどうか、考えていました。何だか上手に話せない気がしたからです。そうだ、お父さんが次に帰ってきて三人で一緒におやつを食べる時まで、大事にしまっておこうと、心に決めました。

(そして何日か経つうち、洋服屋さんのことも、電球や鳥のことも、すっかり忘れてしまうのですがね。大人になっていくのは、そういうことのようです(笑)) 

・・・・おしまい。  f:id:nanayo743:20200329124627j:image

 

ななよの即興ストーリー その2

サラと不思議な洋服屋さん②

 

その細い路地の向こうには、色とりどりの光に照らされた小さなお店がたくさん並んでいるようです。サラは、電球の光に見とれながら、路地を進もうか、引き返そうか、何だか少しコワイような気持ちで、たたずんでいました。

すると、さっきサラが追いかけていたフワフワした羽とそっくり同じ色をした鳥が、電球のぶら下がった電線の上に止まっているのが見えました。サラが目を向けた途端、その鳥は、サラを呼ぶように何とも言えない綺麗な高い声で鳴いたのです。

いつもは寄り道をしないとお母さんと約束しているサラですが、「ほんの少しだけ」と心で呟きながら、路地に一歩踏み入れました。そしてその鳥の止まっている方に近づいていきました。ところが、手を伸ばせば届くほど鳥に近づいたと思うと、またもや鳥は飛び立ってしまうのです。

そんなことが3回続いたあと、その鳥はとうとう、一件のお店の中に吸い込まれるようにして、姿を消しました。

「失礼しまーす。」職員室に入る時と同じ挨拶が、思わず口に出たのがちょっぴり恥ずかしくて照れ笑いをしながら、サラはお店のガラス戸の隙間に体をすべらせるように入っていきました。

「いらっしゃい」といいながら、珍しい羽飾りのついた帽子をかぶった小さな男の店員さんがお店の奥から出てきました。f:id:nanayo743:20200329120825j:image

 

 

 

 

 

ななよの即興ストーリー その1

サラと不思議な洋服屋さん  ~ななよ即興ストーリーその1

 

小学校4年生のサラは細くて小さな女の子。サラはそんな自分の体のことが悩みの種でした。サラに合うサイズの服は、なかなか売っていませんし、他のお友達が着ているような丈の長いスカートもロングのニットも、サラには全く似合いません。

ある日、お母さんに悩みを打ち明けました。

「お母さん、どうして私はこんなに小さくて細いのかな?いつになったら他の四年生の子みたいなお洋服が着られるのかな。この前お店で見つけたスカートだって可愛いけど長過ぎて、ぶかぶかで、合わなかったでしょ?」

お母さんは、「心配しなくても大丈夫よ。お母さんも中学になって背がどんどん伸びて皆に追いついたんだから。心配しないで!そのためにも、ご飯はちゃんと食べないとね。」

サラはお母さんにそう言われても「そうなのかな…。」と答えるのがやっとでした。そして、胸が詰まって悲しくなるのでした。

 ある日の学校の帰り道のこと。

お友達のトモちゃんと「バイバイ」と分かれて、次の角を曲がればお家に着く間際、目の前にキラキラ光る羽がふわふわと飛んできました。鳥の羽かしら?思わず手を伸ばして追いかけました。手が届きそうで中々届きません。しばらく追いかけているうちに、いつのまにか、サラは今まで見た事も無い細い路地の前に立っていたのです。

 その路地には黄色や緑やピンク色の電球が沢山飾られ、まるでお祭りのように楽しく温かい光に満ちているのです。こんな場所が家のすぐ近くにあるなんて、とドキドキしました。

・・・つづく

f:id:nanayo743:20200325154052j:plain

 

みやこわすれ

昔、実家の庭で咲いていた「みやこわすれ」の花が好きだった。紫色の花びらと美しい名前に惹かれていたのだ。f:id:nanayo743:20200109092759j:image

昨夜、姪から「お花が出てくる話をして」と言われ、即興でストーリーを創る時に私の脳裏にこの花が浮かんできた。

女の子がてんとう虫の背中に乗って、みやこわすれの由来の都にタイムスリップ旅行をする話。即興で話すと自分が今までに読んだ色んな物語が記憶に混ざって現れてくる(笑)

そういえば昔か「花の子ルンルン」というアニメがあったな(昭和の人しか知らない(^_^;))

「みやこわすれ」の実際の名前の由来は、鎌倉時代承久の乱に敗れた順徳天皇佐渡島に流された際、この花を見て心を慰め、都恋しさを忘れたとの伝承によるそうです(ウィキペディアさんより)。

子供と遊ぶと想像力を掻き立てられて楽しいです。お話が、ストックできたら、そのうちまとめてみようかな。

お正月三昧

高尾山で初詣はしましたが、やはり地元のココは外せません。

f:id:nanayo743:20200105153906j:image

深谷の滝宮神社で二度目のお参り。

実家で両親、兄妹、姪や甥と賑やかなひと時。

高3の甥の「グミが好きで止まらないんだよね」の発言にもうすぐ5歳の甥が「僕はスミレグミだよ!スミレグミはね、、、」と嬉しそうにカットインして熱く語る。ジェレーションギャップに一同爆笑。

翌日には都内に戻って上野界隈を散策。上野公園内の神社仏閣をちゃんとお参りしたのは初めて。f:id:nanayo743:20200105162217j:image

水観音堂や上野花園稲荷神社上野東照宮を参拝。五重の塔が美しい。

その後は毎年お誘い頂いている音楽関係の新年会へギリギリ駆け込みセーフ(^^)ギター演奏や歌声が響く中、お友達と歓談。楽しかった。

鶴見の皆さま毎年ありがとう!

f:id:nanayo743:20200105170757j:image

おまけに、帰りが一緒になった同じ区在住カズねえとかねて希望してた「近所で飲もう」を実現!着物の姐さんと贅沢なサシ飲み!f:id:nanayo743:20200105171908j:image

帰り道は初雪に遭遇。みぞれ?あられ?初雪の中歩くのは、違う街みたいな不思議な感覚。

それにしてもよく遊びよく遊んだお正月でした(笑)

 

 

 

 

2020年の始まりは

明けましておめでとうございます!

今年は少し変わった新年の迎え方がしたいなあ、となんとなく思っていた年末のある日。同じく都内で年越し確定の友人から予定伺いのラインが。「高尾山で御来光でも見る?」

誕生日会の時もそうだったけど毎回、私の軽はずみな発言を真剣に受け止め後押しをしてくれる友人が居てくれるお陰で(笑)気づけば深夜の新宿駅にて迎春一号に乗っていました。

f:id:nanayo743:20200103173041j:image

ああしかし、私は舐めていました。高尾山一号路。この日の夜中に唯一開通してるこのコースは初詣&初日の出の為のコース、つまり、一番緩く楽々かと思っていたが、しかし、、、のっけから続く急勾配にあっという間に息も絶え絶えに。山慣れしてる友人の、「体が慣れるまで大変なだけだから」の言葉を信じて所々休憩しながら登っていきました。f:id:nanayo743:20200103170136j:image

深夜の東京を見渡す夜景が美しい。

f:id:nanayo743:20200103170848j:image

天狗が祀られている薬王院でお参り。いざ山頂へ、と目指して行くと、なんと入山規制のアナウンスが。ヌヌヌ!噂には聞いていたがこんなに早く。この時点でまだ2時半。やはり山頂で拝むにはあと1時間以上早く出ないといけなかったようです。

さて、作戦変更!薬王院の近くで日の出が見える方角を甘酒屋さんから聞き出し確認。

そして日の出まであと4時間(^_^;)またまだ長い。

少し山を下ってロープウェイ駅の近くの店で、少し遅れた年越しそば。冷え切った体にこれがなんとも染み渡りました。

f:id:nanayo743:20200103171355j:image

胃袋を温めいざ日の出を待つエリアに戻った私達を待ち受けていたのは非情な寒さ。上下とも一枚多く着てカイロを仕込んでも3時間待つうちにどんどん冷えていく。「もう諦めて帰る?」「温泉でも行く?」くじけそうな声をお互い笑って打ち消しあいつつ。

まだあと2時間。仮眠を取りたいが寒すぎて眠れません(笑)あと1時間、あと30分、あと少し。

だんだん空が白み始め、気づけば座ってた周りの人が皆総立ち。

小さな私はこんな時、ホント不利なんですが。f:id:nanayo743:20200103173639j:image

人垣の隙間から見えた初日の出。なんとも眩しく美しく。地球の私達を照らしてくれる太陽の有難さを全身に浴びました。ああ、諦めなくて良かった。

お、そうか、これ、今年の抱負にしてもいいね↑「諦めなくて良かった」の瞬間を信じてやっていこう。そしてひとりでは出来ないことも人と力を合わせて(o^^o)

というわけで、皆さま、2020年もよろしくお願い致します!

 

 

この、ふたつき

今年の4本目の芝居本番「明星」が終わって2ヶ月。ブログも更新せず(^_^;)

緊張改善セミナーのお仕事、観劇や人と会う事に時間を使っています。

振り返れば、今年は舞台本番を4本という中々のハードスケジュール。その間に旧知の監督さんの撮影にも呼んで頂けたり、演技ワークショップにも色々参加し、盛りだくさんの1年でした。

f:id:nanayo743:20191223113459j:image

 

年間通して時間があれば取り入れていたのがマイケル・チェーホフの演技ワーク。f:id:nanayo743:20191223093809j:image桜の園」などの作家として有名なアントン・チェーホフさんの甥にあたるマイケル氏の考案した演技アプローチ法です。相手役との交流や、台詞を話してる時の心の動き、役作りに直に使えるメソッドなど、演技の支えになる事を随分捉え直せたのは、幸運でした。日本で学べる環境作ってくれてる秋江さんに感謝。来年は1月、4月とヨーロッパから講師を招いてのワークショップがあります。https://www.facebook.com/michael.chekhov.tokyo/

そして一年を通して、友情と仲間と応援してくれる皆に恵まれた年でした。

時に落ち込み迷う自分もいるのですが、話を聞いてくれたり刺激をくれる人達が周りにいるお陰でなんとか生きております(^ ^)

f:id:nanayo743:20191223121937j:image

来年も楽しく動き回ります。

役者の仕事、セミナーの仕事も、さらに発展させていきたいので、色々画策中。

また後日お伝えします(^^)

 

 

休日、小さな贅沢

公演初日まで十日を切り、これから本番が終わるまでは、怒涛の日々が待っている。

そんな今日は、最後の稽古休み。

昼間は仕事に行き、夜は美容院に行く為に、引っ越す前に住んでた街へ。ここには用事のある時しか今は来ないのだけど、ずーっと気になってた場所がある。

美容院が早く終わったので、

足を運んでみたのは、f:id:nanayo743:20191008224618j:image

ここです。はい、三橋屋さん。

お魚が美味しくて、おじちゃん達が優しいので大好きでたまにきていたこのお店。

10ヶ月ぶりくらいかな。ドキドキしながら戸を開けると「あら、いらっしゃい」「久しぶり」とおじちゃん達が覚えていて暖かく迎えてくれました。涙出そうよ。

恵比寿で駅近でリーズナブルな(^^)このお店は、創業80年以上、昭和一桁からやってて今は三代目なんですって。来てる間は知らなくて、久しぶりに来たお陰で、色々話せた。

おじちゃん達、ありがとう。また来るね。

心にも身体にも栄養チャージしたので、明日からまた頑張ります(^^)

迸らせて生きる

ブログまた間があいちゃった(^_^;)

8月末に始まった「明星」の稽古、もう1ヶ月が経つ。早いものであと2週間したら小屋入りして本番です。

f:id:nanayo743:20190930005813j:image

小道具などの物色の為に実家へ。今年はお盆も帰れなかったから、久々。(土曜に観劇の誘い行けなかった皆さま、ごめんなさい)

シルバー向けの運動施設に通いだした父はかなり元気だった。沢山病気やってるのに、有難い事です。

f:id:nanayo743:20190930011016j:image

両親と魚津旅行した話になって、出てきた20代の頃の写真。髪短いっ!

 

翌朝、都内に戻り、用事すませてから誘われてたイベントへ。

「日本の古えを知る」。諏訪大社宮司さんが「言霊」のお話してくれました。日本の言葉の由来や、神様、暦、多岐にわたる。とくに、「祝る」=「葬る」というのが印象的だった。陰と陽は表裏一体ということか。知らない事が多すぎて今日は理解が追いつかなかったが、落ち着いたら勉強しよう。

 

今は読まないといけないのが他にあって、飛ばしつつ何とか読み終えた。f:id:nanayo743:20190930012157j:image

知れば知るほど面白いひと。平塚らいてう

自分が納得したことしかやらないし、相手が名の知れた偉い人でも、バッサリ批判してるのが痛快。座禅三昧のある日の帰り際、夢見心地だったのか?和尚さんに不意に接吻してしまったり(笑)冒険談が沢山。

有名な「青踏」の文章は、「女性たち、みんな、もっと誰もが潜在意識を発動して、本来の力を発揮して生きよう」という呼びかけだった。エネルギーが迸ってるひとです。f:id:nanayo743:20190930013526j:image

今回の芝居では、あくまでフィクションのストーリー展開ですし、実物に拘らない役づくりでも良いのですが、それでも、何か迸らせたいと思うんですよね、平塚明(ハル)さん。あと少し、あなたを追いかけます(^^)