緑の季節
梅雨入り前の晴れ。
演劇やダンスの公演のお誘いが少しずつ戻ってきました。
緊急事態宣言中だし、現場を取り巻く状況はなかなか一筋縄には行かないと思うけど、それでも今週末は3つのお誘いを頂く。
(しかし!諸々事情があって日曜しか動けないこと多いのよぉ。日曜夜の回はないとこ多いから、結局一つしかいけないのよぉ。行けなかった方、ごめんなさいっ!!)
長くお世話になってるダンス稽古仲間の出演公演を観に久しぶりに両国シアターΧへ向かう。私のストレートプレイ作品の初舞台はこの会場だったなぁ、と感慨深く、この時勢でも色々なイベントを企画してて勇気を貰う。
さて、全国様々な場から集まった、異なる四つのダンス作品を鑑賞しました。
意外だったのは、4作品のうちの3つが、台詞(テキスト)が、作品中に絶えず発せられていたこと。
でも、これ、演劇ではないと思うんです。
状況設定や事件や葛藤やドラマ、人物の目的は、観ててもあんまりわからなくて、でも言葉は音のように絶えず発せられて、それを補完?するかのように動きのシーンが展開していく。
ダンスや動きのある演劇、私も大好きで、組合せた創作を試みることも多いのだけど、これはやっぱり課題だなと。
説明ではない詩の力、相互に響きあう動きと言葉、動きと全然違うとこからやってくるコミカルなやり取り。理想を言えばキリがない。
テキストの扱い方と距離感。色々と再確認する良い機会になりました。
写真は飯田橋のホームからの眺め。白鷺かな?