2020年の始まりは
明けましておめでとうございます!
今年は少し変わった新年の迎え方がしたいなあ、となんとなく思っていた年末のある日。同じく都内で年越し確定の友人から予定伺いのラインが。「高尾山で御来光でも見る?」
誕生日会の時もそうだったけど毎回、私の軽はずみな発言を真剣に受け止め後押しをしてくれる友人が居てくれるお陰で(笑)気づけば深夜の新宿駅にて迎春一号に乗っていました。
ああしかし、私は舐めていました。高尾山一号路。この日の夜中に唯一開通してるこのコースは初詣&初日の出の為のコース、つまり、一番緩く楽々かと思っていたが、しかし、、、のっけから続く急勾配にあっという間に息も絶え絶えに。山慣れしてる友人の、「体が慣れるまで大変なだけだから」の言葉を信じて所々休憩しながら登っていきました。
深夜の東京を見渡す夜景が美しい。
天狗が祀られている薬王院でお参り。いざ山頂へ、と目指して行くと、なんと入山規制のアナウンスが。ヌヌヌ!噂には聞いていたがこんなに早く。この時点でまだ2時半。やはり山頂で拝むにはあと1時間以上早く出ないといけなかったようです。
さて、作戦変更!薬王院の近くで日の出が見える方角を甘酒屋さんから聞き出し確認。
そして日の出まであと4時間(^_^;)またまだ長い。
少し山を下ってロープウェイ駅の近くの店で、少し遅れた年越しそば。冷え切った体にこれがなんとも染み渡りました。
胃袋を温めいざ日の出を待つエリアに戻った私達を待ち受けていたのは非情な寒さ。上下とも一枚多く着てカイロを仕込んでも3時間待つうちにどんどん冷えていく。「もう諦めて帰る?」「温泉でも行く?」くじけそうな声をお互い笑って打ち消しあいつつ。
まだあと2時間。仮眠を取りたいが寒すぎて眠れません(笑)あと1時間、あと30分、あと少し。
だんだん空が白み始め、気づけば座ってた周りの人が皆総立ち。
小さな私はこんな時、ホント不利なんですが。
人垣の隙間から見えた初日の出。なんとも眩しく美しく。地球の私達を照らしてくれる太陽の有難さを全身に浴びました。ああ、諦めなくて良かった。
お、そうか、これ、今年の抱負にしてもいいね↑「諦めなくて良かった」の瞬間を信じてやっていこう。そしてひとりでは出来ないことも人と力を合わせて(o^^o)
というわけで、皆さま、2020年もよろしくお願い致します!