故郷って
盛り沢山の4月を過ごしております。
最近年齢のせいか時間の過ぎ去る速さをヒシヒシと感じる(^^;;
今日は誘われて、アースデイのイベントが開催されてる代々木公園へ。
様々なお店やブースが出ていましたが、その中の1つアレッポ石鹸のブースに立ち寄った。
今は戦争のせいで工場の一部が壊されて、アレッポで石鹸作るのができなくなって別の街で製造を続けているのだそう。まだ平和だった頃の数年前、そこで石鹸を作る工程の映像はとても楽しく素朴で微笑ましかった。
そこで開催されてたヨルダンにホームステイした学生の発表や、支援団体によるシリア難民のレポートも聴いてきました。
ヨルダンに避難したシリア人の一家のお父さんが、第三国アメリカに避難できるのを断って、ヨルダンにとどまる事を選択した話が紹介されてた。ヨルダンの暮らしは仕事もなくて生活も厳しいのに、何故?シリアにいずれは戻りたいから。戻れる可能性を捨てたくないから。
ああ、故郷って、自分のいるべき場所への欲求って、人にとって本当にかけがえのないものなんだなって、心に沁みた。
20代で家を出て以来、色んな街に引っ越して暮らして来た自分にとって、故郷ってなんだろうって、改めて考えてみると、、、
やっぱり二十歳まで過ごした深谷は、特別な街かな。そこにはもう殆ど親しい友達は居ないし、大して出歩かない娘だったからそんなに色んな場所を知らないけれど。
実家の周りの神社や、犬の散歩途中に見たケヤキの木や土手の桜が、ある美しい「時の断片」のように心に蘇ってくることがある。
私を地球に繋ぎ止めてるものは何か。
やっぱり、何処かを、誰かを大切だって思う気持ち、なんだよなぁ。
時は移りゆく。変わりゆく。輝く時を過ごせるのも一瞬でしかなくて。だから全てが愛おしいんだよね。大事に味わって生きて生きたいな、と今日も思ったのでした。
明日はそんな深谷に役者系の仲間数人が遊びに来る事になった。何か発動できるかなぁ、どう転ぶかまだわからない、ドキドキ、えーと、まずは寝ますね( ´ ▽ ` )(_ _).。o○