緑の季節
今週はセミナー講師の仕事、演劇絡みの講演会、観劇や身体のトレーニングに参加などで、あっという間に終了。
読みたい本や調べたい事が増えていく。特に南米の作家セルヒオ・ブランコさんの「auto fiction自伝的虚構」の講演会で頂いた作家、思想家、哲学者のリストは、とても重要な人ばかりで、誰から攻めようかな(^_^;)
刺激と気づきの多い環境に感謝です。
そして約半年ぶりに深谷に帰郷。
緑に囲まれた橋を渡り神社を抜けて。
両親と久々にお喋りして一緒にビール。父は、健康上ほんとは飲んじゃいけないが、今夜はいいんだって。最近、しょっちゅうらしいですけどね(苦笑)81歳だから、もう良いんだって。そう言われると、反対できない娘です。
色、かたち、光、熱、水
今日は「集団だからこそできる演劇・身体WS」に参加してきました。
先日のマイケル・チェーホフ演劇ワークショップの企画者の秋江さんとフランスで演劇をやってた野井さんの企画・進行。
五感をフル活用しながら、身体、感覚を開き、研ぎ澄ましていく。
普段頭に向かう意識を身体に向けていくと、それだけで、生きていく瞬間が尊いものに感じられる。
地球という大地に立ってるわたし。世界には色があり、かたちがあり、光、熱がある。人と人が出会う。見つめる。触れ合う。離れる。水の要素をとりこむ。短歌を使った言葉のやりとり。イメージの中に生き、空間の色合いが変わるのを感じる。
ワークの最後はクリエーション発表でした。同じチームの皆の集中力やエネルギーが高く刺激を受ける。「起こす勇気」「yesでうけとめ、投げ返す」「信頼」などが即興の必須項目なのだな、と再認識。投げるだけもダメ、乗っかるだけもダメ、まさに人生そのものですね(笑)
密度の高い4時間でした。企画の二人にも、参加のメンバーにも感謝。
日常もこれくらい濃く生きられるように。
あとは、いろいろ考え、やります。
何気ない日々にも
マイケル・チェーホフの演劇ワークショップ以来、空間やアトモスフィア、形に気が向くのよ、あたし。
例えばどう、この感じ?(笑)
こちらは紫の薔薇の横に紅い薔薇のあるお家。
よく見ると全部で4色の薔薇に囲まれている。このお宅の人は、アトモスフィア的に落ち着かない気分にならないのかな、と素朴な疑問が、(余計なお世話でスミマセン(笑))
ともあれ日常の生活も発見が増えて楽しく、良い影響が続いています。
その分舞台観る時に、そこを感じられないと、非常に残念な気分になってしまう。
それと会場自体の空気が心地よく思えない時は、内容が面白くても、微妙な感覚。
やっぱり身体の反応こそ正直かな、と再認識。
魅力的な空間に関わりたいし、そこに生息したいですね。今関わってる映像作品には、それが感じられて、とても楽しみなのです。
あとは、落ち着いたらお部屋を模様替えしよう(^^)
プラムからのマイケル・チェーホフ
演劇三昧のゴールデンウィーク。
4/28に「プラムの熟すとき」が終演し、翌日からマイケル・チェーホフのワークショップに参加。昨日が5日目で最終日でした。
主催は秋江智文さん。マイケル・チェーホフ・ヨーロッパから講師を招いてのワークショップ。昨年に続き、ウルリッヒ・マイヤーホーシユ先生が担当。全7ステップあるうちの今年は2つめの ~モジュール プログラム~「モジュールⅡ『躍動する空間』」
「アトモスフィア」についてがテーマでした。日本語にしたら雰囲気と訳せるのだけど、「場の空気」であったり、「個人のまとう空気」と捉えるほうがしっくりくる。
沸騰したオリーブオイルの中を歩く、というのやってて、顔が紅くなって頭がガンガンした時の写真がコレ(笑)
アトモスフィアを想像し、そこに生きると体も変化する。声の出所も変わる。自分で何かしなくても、変化する。役を生きる上でヒントになる。
ここで得たものをどう使うか、この感覚をどう継続するか。
自分のコンディションは、本番直後の疲労と体調不良で正直参加するのがギリギリの状態だったが、無理しても参加してよかった。素晴らしい芸術的な5日間。
心地いいところで満足しないこと、自分の力をもっと信じること、もっと上を目指す事、などのメッセージも頂く。はいっ、その通りです( ・∇・)
「プラムの熟すとき」終演。
江戸川橋の絵空箱にて上演致しました「プラムの熟すとき」は28日に千秋楽を迎えました。
足を運んでくださったお客様、応援いただいた皆さま、ありがとうございました!
演出家を立てない女優4人での共同創作で、この規模での上演は、私にとっては初めての試みでドキドキでした。
それ故、照明、音楽、舞監、の強力なスタッフ陣には感謝してもしきれないです。稽古場で生まれたものが私達を超え、お客様の所に届くものかどうか、その視点を沢山頂きました。
それと、撮影してもらった通し稽古の写真にも目指す方向へのヒントを貰いました。
そんな様々な支えのもと、終わりまで漕ぎ着けました!感謝感激。
一年以上前にスタートしたプロジェクトでしたが、正直なところ、途中では、迷いも紆余曲折もありました。それでも諦めずに取り組んで良かったと今は思います。自分の木の枝が、少し広がったり伸びたりした感じかな(*´-`)
そんな刺激をくれた仲間が見つかった事をありがたく思います。はい!
というわけで、稽古場の写真も含め、いくつかアップ。
またお会い出来るのを楽しみに(╹◡╹)
プラムの熟すとき 開演
こんにちは!
すっかりブログの更新をサボっていました(^_^;)
本日 4月26から28日に本番の公演があります。
アルゼンチン発の作品の日本初上演です(^^)
女優4人による演出家不在の共同作業という珍しい形をとっております!
ゴールデンウィーク前の週末、是非「プラム」を味わっていただけたら幸いです。
ツイッターアカウントはnanayokurata
「プラムの熟す時」
アリステイス ・バルガス作 / 仮屋浩子訳
男不在の女だけの家に住んでいたころを思い出すある姉妹。祖母、大叔母、母、叔母、女中を生きづらさから救うために姉妹は子供時代にある奇跡を起こす。
日程 4月26日(金) 19:30
27日(土)14:30 / 19:30
28日(日)13:30 / 18:30
前売り 3,000円
当日 3,300円
※共にワンドリンク付
会場 絵空箱
江戸川橋徒歩 2分
〒162-0801 東京都新宿区山吹町361
「さわれみの空 」終演
今年初めての公演が2/15に終わりました。
平日二回のみの本番で、初日と楽日のみというちょっと切ない日程でしたが、とても充実した時間を過ごす事が出来ました。
稽古の回数が少ない分、台本から探ったり、演出で貰った事を身体に落とす為に考えたり、ここ数週間は、ずっと宿題を抱えた状態だったけど(°▽°)初日のお客さんから教えて貰うこともあったし、演出からの指摘からの反省点で改良したりして、2日目はヒリヒリする本番の時間を、より深く生きられた感覚がありました。
素敵な感想も色々いただけて、幸せ物です、ホント。
舞台美術の絵の1つ、亀さん。
また年内に再演の話もあるので、またご案内も出来たらと思っておりまする。
もういい大人なんだから、逞しく開き直ってやっていこう、と心に決めた今年の1本目でした(o^^o)
九州旅行 熊本編
ブログ書く書く詐欺ではないが、3月末に旅してから4カ月、熊本訪問編の記事。何故にここまで間が空いてしまったのか。バカバカ!
霧島編を書いた翌日から、すぐ映像の撮影スケジュールだったり、友人が訪日したり、セミナーの仕事だったりとバタバタとなり、その後6月に芝居、7月には小学校でフランス語教室がね(^_^;)と言い訳しつつ、読みたいというリクエストも頂いたので嬉しくて、書きます(笑)
その日、霧島市の友人宅で朝を迎えた私は、友人の作ってくれた朝ご飯を頂き、夜更かしに付き合わせてしまった友人の旦那さんの出勤を一緒に見送り、猫2匹に別れを告げ友人の車でバスの乗り場へ送ってもらう。鹿児島空港から熊本へバスで移動する為だ。鹿児島の友人にお世話になったうえに、今度は熊本の友人にお世話になりに行くという図々しさ(^_^;)
バスに揺られること約2時間。熊本ではMさんがバス停でスタンバイして私をピックアップ。有り難や〜。変わってないね、とお互い言いながら、連れて行ってもらったのはココです。ドーン赤牛のハンバーグ!
このお店は、とびきり美味しいということで、友達が予約しててくれただけあって、ホントに。ふわふわのハンバーグで牛さんの味はしっかり。友人は常連らしくお店の人にビーフカレーもサービスしてもらった(^^)
その後は苺狩りへ。受付着くなり、ココでも親しそうにお店の人と挨拶してる友人。まさに庭を案内されてるよう(笑)高級品の白イチゴが食べられました。
その後は阿蘇へ。
まだ地震の後が残る山肌や、仮設住宅を車の窓から見て、ああ、ホントに大変だったし、今もまだ大変な方がいると改めて感じる。地震からしばらくの間、友人と友人のお母様は車の中で過ごしていたらしい。「いや、もっと大変な人いたしね、」とサバサバ明るく語る彼女。うん、やっぱり九州の貴女たちは逞しいです、軟弱な自分の精神を密かに恥じる。
阿蘇の眺望は最高!さらに足を伸ばしてくれて白川水郷へ。なんと清らかな美しさ。湧き水の湧き出る様をいつまでも見ていたいほど。まさに阿蘇の天然水!
その後はペンションもやってるオーナーさんのドイツのオモチャが置いてある可愛いカフェへ。
ここでもお店の人と親しげにお喋りする友人。どこまで知り合いが多いんだ!行くところ行くところ顔馴染みだらけだったらお出かけも楽しいよね。見習いたい。
あちこち連れて行ってもらって夕方になって、友人のお母様の待つお宅へ。今夜はこちらにお世話になります、お母さん。
夕ご飯作ってくれて待っててくれて、布団も用意してくれてて。
ホテルに泊まるとこういう温かみはないもんね。ホントに幸せ者です。
美味しいご飯と、阿蘇の馬刺しさんとビールをちょっと頂いたら、あっという間に睡魔に襲われてしまってゴメンなさい(*´∀`*)
普段寝つき良い方ではないのに、自分の家にいるよりぐっすり眠ってしまったよ。とても居心地の良いお家だったから。Mさん、お母さま、ホント楽しかった!すっかりお世話になりました。
二泊三日でしたが、中身の濃いパワーをたっぷり貰う旅でした。
あの時は久々の友人の再会で刺激もらって、読書しよう!行動力や社交性を見習おう!と思ってから、はや4カ月。どれくらい実行出来ているかなぁ。読書熱はまだ覚めてないです。社交性はね、まぁ努力しよう。もっと愛想よくね、人に好かれるようにね、時々そう思いつつなかなか出来ない(^^;;
海と島と魚と
三連休の時のこと。
観劇のお誘いがいくつかあったのだが、都内から無性に離れたくて、ごめんなさいして…
買ってしまったのですー、はい。
京急の「みさきまぐろ切符」!
コスパ半端ない、元確実にとれます、との噂には聞いていたが往復の電車、乗り放題のバス、加盟店での食事、プラス千円分程使える「おもいで券」が付いていてと、優れモノであった。
三浦海岸駅で下車。ランチのお店も良いタイミングで入れて、新鮮なお魚堪能。
その後は三崎口からバスを乗り継いで城ヶ島へ。小さな島ですが、趣きがあります。灯台周辺からの景色。
その後は海の見えるお風呂も寄りました。海キラキラでした。
あ、余談だけど、立ち寄った焼きハマグリ屋の強烈パワフルなおばちゃんが、何やら大声で話してるので、見ると佐々木蔵之介さんが歩いてる。足長っ!顔小さっ!おばちゃんが自分とこの駐車場をロケ用に解放してあげたみたいで、すごい親しげに話しかけてて、蔵之介さんは当惑気味の苦笑い、内心笑ってしまいました。
暑い一日だったけど海と海の幸からパワー貰いました。京急さん、また近いうちお世話になりますね。